母子手帳はネットがない時代に

41年前、もしかしたらと思って受診した病院で、妊娠が分かった時は、まだ実感が湧いてきませんでした。

その数日後、当時まだ走っていた市電に乗り、市役所の保険福祉課へ行き妊娠届を提出。指定された日に出向き、母子手帳を受け取りました。

そん時「あぁ私は親になるんだ」と実感。母子手帳の表紙裏には「健康を守り、明るい家庭を築きましょう」と太文字で書いてあり、その下には説明が記載。

次のページには、受けられる様々な制度につき、細かく記載されてる。インターネット等が無い時代に、何も知らなかった私にとって、これらの情報は大変ありがたかった。

母子手帳は検診の際に必ず持参し、検査結果を記入してもらう。出産の記録もバッチリ記載され、貴重な思い出に。

新生児健診以降、小児科を受診した時も、欠かさず持参して記録を残す。

現在のやつに比べると、大まかで簡単なものだけど、自分にとって3冊の母子手帳は、めちゃくちゃ大切な宝物ですよ。一生ね。